2020.05.04
療育
【ご自宅での療育】「ことば編②」
親子で一緒にできる療育をご紹介しています。
前回の「ことば編①」に続き、音韻意識を養う遊びとしまして、今回は文字数カウントゲームの紹介です。
2.文字数カウントゲーム
2~5文字の絵カード8枚(かさ,さかな, ふくろう,おかあさん等)と,7つの積み木を使用し, 大人が一度手本を見せます。
積み木は約1センチ間隔で横に並べ,提示した絵カードの文字数だけ積み木を左から棒で叩く課題です。
《あそび方の例》
お母さん:(積み木を机に並べておきます)
「まず、お母さんがやってみるから、見ていてね。」(カードを1枚机に置きます。)
「積み木をたたきながら、絵カードの名前を言うんだよ。」
単語の1音ずつ積み木をたたきながら、「ふ・く・ろ・う」と手本を見せます。
「つぎは、〇〇くんの番だよ。やってみよう♪」と新しいカードを机に出します。
お母さん:「このカードはなにかな?」
子ども:「かさ」
お母さん:「そうだね、かさだね。かさと言いながら、積み木をたたいてみようか」
子ども:「か・さ」
お母さん:「上手にできたね♫」
最初は少ない文字数からはじめ、徐々に文字数を増やしていくとよいでしょう。