2023.05.19

勉強会

【学会参加】DCD学会に参加しました

第6回日本DCD学会学術集会にオンラインで参加しました。

作業療法士・理学療法士・心理士・教員などさまざまな職種の実践報告や講演を聞く事ができました。

DCDとは、発達性協調運動症とよばれる神経発達症(発達障害)の一つで、生まれつきの脳の特性から、運動が苦手であったり手先が不器用なため、日常生活や学習面で困難が生じるものです。まだまだ知られていない発達特性なので、やる気がないなどと誤解され、心が傷ついてしまう場合もあります。

ファミリアキッズでも、運動が苦手・手先が不器用といったお子さんに関する相談はよく聞かれます(必ずしも全員がDCDとは限りません)。そういったお子さんにとって必要な療育とは、決して苦手なことを繰り返し頑張らせることではありません。反対に、得意なことを伸ばして自信をつけたり、不器用さがあっても運動を楽しみ、日常生活や学習をうまくこなせる工夫が大切です。

ファミリアキッズでは、集団・個別のプログラムを通して、不器用だと言われるお子さんのQOL向上を支援していきます。

ファミリアキッズ大和田 作業療法士