ファミリアキッズでは、支援が必要なお子様への教育、指導も大切な役目と捉え、地域支援の一貫として、支援学校の職場実習の受け入れを始めました。

令和２年９月～１２月の約３か月間（週１回）、ファミリアキッズ門真にて大阪府立守口支援学校高等部２年生の生徒さん（Aくん：仮名）の受け入れをいたしました。簡単な事務作業や清掃、制作の補助などから始め、慣れてきてからはお子様とのふれあいの時間も設けました。実習開始時のAくんはスタッフへの話しかけの声が小さく、お子様とのふれあいにおいても消極的な姿が見られましたが、彼の好きなバスケットボールについての雑談をしながら一緒に制作物を作ったり、スタッフが「お兄ちゃんと一緒に遊ぼう」と、お子様との関わりを仲介するなどのフォローをさせて頂きました。

実習を重ねるごとに少しづつ声も大きくなり、Aくんのほうから「今日はこんな風にお子さんと関わってみようと思います。」などの意欲的な発言が見られるようになりました。制作することが好きだという彼がオリジナルの「Aくんテレビ」を作り、実習後半にはテレビ局ごっこをするお子様たちに囲まれて、笑顔のAくんが見られるまでになりました。

【写真】Aくんの作品

前：利用準備カードとボックス

後：「AくんTV」　　お子様たちに人気でした

今後も継続して受け入れを行い、将来の就業へのサポートなどお役に立つことができればと考えています。

※　実習生受け入れに関しては、「障害福祉サービス施設・事業所職員のための感染対策マニュアル2020.12」にのっとり、感染管理を徹底した上で受け入れを行っています。

ファミリアキッズ門真