2020.08.03
勉強会
【研修】 児童発達支援ガイドラインの理解と週案(活動プログラム)について
6月の研修(OJT)は「個別支援計画について」と題し、計画と実際の療育とのつながりについて学びました。
7月は集団療育において「週案」に関わる大切なことを児童発達支援ガイドラインに基づき、職員みんなで再確認する勉強会でした。
※ファミリアキッズ門真・大和田合同でオンライン勉強会を行っております。
まずはじめに、療育における週案の位置づけとして、下の図を確認しました。
週案とは、一人ひとりの子どもの支援計画の目標・課題を、日々の集団療育におけるねらいに繋げていく大切な役割があることがわかります。
つぎに、下記のスライドは
子どもが楽しみながら、自ら力をつけていくための
児童発達支援ガイドラインにおける
大切にしたい療育のポイントの3つです。
職員はさまざまな環境設定・支援を行いながら、親御さんと一緒にお子さまの療育を支えていくことを再確認しました。
さらに児童発達支援ガイドラインの項目をもとに、週案に関わる大切にしたい視点を詳しく話しました。
集団療育において大切にしたいポイントは、一人ひとりの子どもの発達や特性に配慮しながら支援を行うことです。
そのためには職員全体で子どもを見守ることが必要であると再認識しました。
また事業所内における本人支援だけでなく、具体的な支援方法について親御さんやこども園などに伝えるなど、互いに連携しながら子どもの育ちの環境を整えていく役目があることをみんなで話しました。
最後に、児童発達支援ガイドライン(事業所向け)自己評価について職員が日々自分自身を振り返る意識を持つことの大切さを確認し、
週案における3つのポイントをまとめました。
- 事業所全体でつくり上げていくもの。
- 実際の療育を振り返り、思考し、つぎへの創意工夫につなげる。
- 子どもたちの個別支援計画(方向性)に立ち返ること。
今回、勉強会の資料を作成するにあたり、限られた療育の時間を日々大切に積み重ね、子どもたちのより豊かな未来へつなげていきたいと改めて感じました。
今後もファミリアキッズ門真・大和田では、OJTや勉強会を通して、専門的知識や幅広い視点、当事者の理解などを深め、保護者の皆様の思いに寄り添いながら、子どもたち一人ひとりに応じた支援・療育の質の向上に努めていきたいと考えています。
8月の研修では発達障がいの基礎について勉強会を行い、障がいの特性について理解を深める予定です。
ファミリアキッズ大和田 保育士