2018.08.24
勉強会
ことばの発達の勉強会
今週は「ことばの発達に関する勉強会」を行いました。
「牧野・山田式言語保育検査」という言葉の発達を多角的に捉え、保育や療育現場での支援に活かすために開発された検査を中心に、ファミリアキッズ門真のスタッフにまとめていただきました。
児童発達支援に来られるお子様において「あまり喋らず心配」「ことばを使ったお友達とのコミュニケーションが苦手」など言葉の発達に関する不安を聞くことが非常に多く、支援の対象の主体となってくるものでもあります。
ファミリアキッズ門真では、なるべくそのお悩みや課題に対し適切な支援が出来るよう、ことばの発達やその支援には開設当時より注目し、療育を行っております。
勉強会の内容としては、ことばの基本的な発達の理解から始まり、牧野・山田式言語保育検査の内容や検査の実際など詳しく説明していただきました。検査の内容の把握だけでなく、どういった大人の聞き方で、ことばのどういった側面をみることが出来るのか?など、指導員の方々にもとても参考になるものであったと思います。
また、ことばの発達は、単にことばの理解のみが関わっているだけでなく、他者との関わり合い(コミュニケーション能力)や、運動能力、知的発達など多くの側面が関わっていることが近年の研究で言われており、言葉の療育はその多角的側面に対するアプローチ・支援が必要と考えています。
その意味で、今回紹介していただいた「牧野・山田式言語保育発達検査」とその手引きは、療育において大変参考になるものでした。
ファミリアキッズ門真では、楽しく取り組めるグループでの遊びや音楽療育、個別療育などを通じて、ことばへの適切な支援に向け、チームで努力していきたいと思います。
ファミリアキッズ門真 管理者 福澤友輝