2019.07.19
療育
大和田ブログ
7月16日(火)
今週からファミリアキッズ大和田では 夏まつり週間が始まりました。
玄関には先週の制作療育で取り組んだ“かき氷”の作品を飾りつけ、お祭りムードを盛り上げています。
今日の小集団療育(設定療育)では『たこやき屋さんごっこ』で 店員さんとお客さんの体験をしました。
はじめに、制作療育でサイフとたこやきチケットを作ります。
サイフ作りではお手本を見ながらサイフのパーツを貼り、首から下げられるように ひもを通します。
単純に見えるひも通しですが、“小さな穴に手先をコントロールしてひもを通すこと” “紙を裏返しにし セロテープを貼る” といった たくさんの工程があります。
皆、先生の説明を聞き、覚えた手順を思い出しながら自分で作り上げることができていました。
続いて、たこやきのチケット作りです。チケットは1人ひとりの発達に合わせて 文字や数字を書いたり、絵を描いて作りました。
まだ自分自身で文字の形をイメージしにくい お子さんはお手本を見ながら書いたり、小さなお友だちにはたこやきの絵を描いて表現してもらいました。
年上のお友だちが文字を書く姿を見て、年中さんの男の子が文字に興味を示し 書ける文字だけがんばる姿もありました。
みんな完成したチケットを得意気に見せてくれていました。「できた」という達成感を得ることができたのではないでしょうか。このような経験の積み重ねから自信や やる気につながっていくといいですね。
制作のあとは、いよいよ たこやき屋さんごっこの始まりです。
店員さん役とお客さん役に分かれて、順番に交代しながら取り組みました。
店員さんは お客さんからチケットを受けとり、きりとり線をはさみで切ります。
次に、チケットに書かれた数を見て、数の分だけトングでお皿に移し入れます。ソースとマヨネーズをかけ、お客さんへ「はい、どうぞ~♪」
お客さんは「たこやき 〇コください」とチケットを渡します。みんな 店員さんの手元を輝いた目で見つめながら待っていました。
たこやきをもらうと お皿を持って 飲食スペースに移動します。「アツっ! フーフーっ」や「おいしいね」「ウィンナー入ってた」など、お友だちと一緒に 机を囲んで楽しい時間となりました。
普段と違うお祭りの雰囲気の中だからこそ 豊かな言葉の表現が出てきたり、お友だちとのやりとりをたくさん見ることができましたね。
ファミリアキッズ大和田では、子どもさん1人ひとりに応じた療育計画を作成し それに基づき理学療法士、保育士、認定心理士の専門職が毎日療育を行っています。
お気軽にご相談・ご見学お待ちしております。
お問い合わせは
ファミリアキッズ大和田
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担当者:速水(はやみず)、尾中(おなか)