2023.07.26
療育
【発達評価】TASP(保育・指導要録のための発達評価シート)を導入します♪
療育を行う上で、お子さんのできること・できないこと(強み・弱み)を評価することはとても大切です。
ファミリアキッズにおけるルーティン評価として「遠城寺式・乳幼児分析的発達検査」や「KIDS」を使用していますが、8月から新たにTASP(保育・指導要録のための発達評価シート)を導入することになりました。
TASPでは、普段のお子さんの様子を観察し、「多動・不注意関連特性」「対人社会性関連特性」「運動関連特性」を評価することで、今のお子さんの困りごとの原因を理解したり、就学してからどのような面でサポートが必要かを予測する事ができます。わかりやすい言葉で書かれているので、保育園や就学先の先生とも情報共有や支援方法の統一がしやすくなります。
ファミリアキッズではTASPを、お子さんの療育のニーズの把握、療育の効果の判定、就学先への申し送りに活用していきます。
【TASPは、保育園・幼稚園・認定こども園の「要録」作成の際に、客観的な基準で子どもの発達を評価できるシートです。開発にあたっては、就学前に見られた子どもの発達の特徴と就学後の不適応の関連について、10年に渡って4,000名以上の子どもたちを、保育園から中学校まで追跡調査しました。こうした大規模な調査によって、一般的な子どもの特徴と比べて、対象となる子どもがどのくらい発達し、どのような支援が必要かチェックすることが可能となりました】(スペクトラム出版社パンフレットから引用)
ファミリアキッズ大和田 作業療法士