療育内容

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療育理念

「子どもとその家族を大切に思い、安心・笑顔・意欲・自信に繋げる」

療育方針

  • ①発達支援

    個人の人権、主体性を尊重し、お子様の未来を豊かにするための、一人ひとりにあった療育を行っていきます。

  • ②家族支援

    傾聴の姿勢を大事にし、育児や発達、就学に向けたサポートを行っていきます。

  • ③地域支援

    地域への支援を重視し、他の施設との関わりも密に行い、お子様を大事に見守っていきます。

私たちが大切にすること

  • 「療育」を「子どもと他者、子どもと環境、それぞれの繋がりを育むサポート」と捉えます。
  • 発達における困り事に対し、諦めずに考え、工夫し続けます。
  • 子どもとその家族、地域機関に寄り添い続けます。

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①発達支援個別療育

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『個別療育の主な内容』

苦⼿な運動や遊び、学習、視覚認知、お友だちとの関わりなどへの⽀援を集中しやすい個室で⾏います。

個別療育は、理学療法士や作業療法士、公認心理師や保育士等の専門家が必要に応じて実施しています。

困りごと 評価 療育の内容例

運動

運動のイラスト

まだ歩けない

運動が苦手

よくコケる

手先が不器用(ハサミ、ボタン、お箸などが苦手)

KIDS 乳幼児発達スケール

遠城寺式・乳幼児分析的発達検査など

【運動療育】

あるく練習

ケンケン練習

バランス練習

ハサミやボタンなどの動作練習

遊び・学習

遊び・学習のイラスト

集中して遊べない、おもちゃに適した遊びが出来ない

ひらがなが読めない、書けない

数が数えられない、数字が読めない

知的障がいがある

遊びのレパートリーや取り組み方、問題解決能力の評価
ひらがな、数の概念理解の評価
注意力、記憶力、切り替えなどの認知特性評価

【知育・学習療育】

発達状況に応じたオモチャあそび

ひらがなの読み書き、算数の学習

※ 注意力、記憶力、切り替える力などの発達特性に配慮した上で実施。

関わり

関わりのイラスト

お友だちと上⼿く関われない

気持ちを他者に伝えることが苦⼿

集団活動が苦⼿

⼦どもの強さと困難さアンケート(SDQ)

社会⽣活能⼒⽬安表

KIDS、遠城寺など

【ペア療育】

遊びを通じた社会的コミュニケーション療育

ことば

ことばのイラスト

ことばが出ない

⾚ちゃん⾔葉が続いている

お友だちと言葉のキャッチボールが難しい

牧野・⼭⽥式⾔語保育発達検査

KIDS、遠城寺など

【ことば療育】

しりとり遊び

言葉のカテゴリー分け練習

絵本の読み聞かせ

複数の指示理解練習

感情

感情のイラスト

気持ちの切り換えが苦⼿

⾊々なことに敏感であり気持ちのコントロールが難しい

⼦どもの強さと困難さアンケート(SDQ)など

【合理的配慮】

合理的配慮を基にした関わり

→⾒通しが⽴ちやすい設定、療育難易度の調節、褒めて伸ばす療育、楽しい療育等の配慮

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『ペア療育』

Social play(※社会的あそび) を通じて、お友だちとの関わり方や、感情調節の仕方、ことばのやり取りを学んだり、大人側の子どもへの関わり方の把握から保護者サポートへ繋げることなども目的としています。

社会的あそび(例):あっち向いてホイ、⾵船バレー、協⼒ボール運び、すごろくゲーム、しりとりなど

  • 対象:年少〜年⻑児 (対象は、保護者のご希望や利用者の状況により判断していきます)
  • 時間:1回30分程度
  • 場所:個別療育室
  • 担当専⾨家:理学療法⼠(PT)、作業療法⼠(OT)、公認心理師(CPP)、臨床発達心理士(CDP)

※ 上記実施内容は事業所により異なる場合がございます。詳細は各事業所にお問い合わせ頂きますようお願い致します。

①発達支援小集団療育

  • 小集団遊びのイラスト

    小集団あそび

    ルールのある遊びや運動遊び、お友だちとのやりとり遊びなどの設定療育を通じ、適応的に楽しめるように支援します。グループでの活動が楽しくなると園での集団活動も楽しくなります。

  • 制作療育のイラスト

    制作療育

    さまざまな画材に触れ、五感を通じて子どもたちの創造性を育んでいきます。小集団の中、先生がそばでサポートするので両手を使って手先を細かく使うことや道具の使い方など1人ひとりの成長を丁寧に見守ることができます。

  • 共有あそびのイラスト

    共有あそび

    「共有あそび」の時間では、自由遊びを通じて、お友だちの遊びを「まねしてみよう」や「一緒にやってみよう」という気持ちを育み、遊び方がわからない場合は先生がそばで遊びをサポートします。

  • 生活自立支援のイラスト

    生活自立支援

    手洗いうがい、着がえやトイレトレーニングなど生活スキルの習得をスモールステップで支援します。できることはすすんで行い、できないところは先生にサポートしてもらい、徐々に1人でできるよう無理なくスキルを身につけていきます。

②家族支援

家族支援のイラスト

お⼦様の様⼦⾒学や⾯談、就園・就学に向けた相談など随時実施しています。また、保護者の希望に応じて、ご⾃宅に伺い、ご⾃宅での困り事等への療育アドバイスや環境調節を⾏っていきます。

③地域支援

地域支援のイラスト

園や就学先との情報共有や療育アドバイスなど、保護者の希望に応じて連携を図りながら発達のサポートをさせていただきます。

療育の特色

『乳幼児期からの早期療育と家族支援』

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ファミリアキッズでは「早期療育」を重視しており、お⼦様の発達を⾒守ることに加え、ご家族に寄り添い「丁寧に⼦育てを学べる場」として療育サービスを位置づけています。

親御様の感じる、発達に関する悩みや、⼦どもの育てにくさになどに対し、お⼦様の特性を理解した配慮や⼿⽴て、関わり⽅を学び、お⼦様とより良く過ごせるような⽀援が⼤切であると考えています。

『合理的配慮に基づく療育』

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そのお子様一人ひとりの特性をしっかりと把握し、個別に環境調節や配慮を行います。

例)気持ちが不安定な子 → クールダウンのための個室の確保

例)知的な遅れのある子 → 制作過程を視覚的に説明する教材の用意

例)注意散漫なお子さん→ 目移りするものを出来る限り無くした施設環境など

『科学的な知見を取り入れた療育』

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    他者との関わりの基盤となる共同注意を
    重視したコミュニケーション療育 1)

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    運動課題をスモールステップに分け、
    無理なく成長できる運動療育 2)

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    認知発達を配慮した知育・学習療育 3)

    ※認知:記憶力、注意力、真似る力など

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    事前の環境設定や視覚支援、事後の褒め方などを工夫し、望ましい行動を増やしていく療育 4)

1) ⾃閉スペクトラム症児に対する共同注意を基盤とした介⼊
Murza KA(2016):Joint attention interventions for children with autism spectrum disorder: a systematic review and meta-analysis. Int J Lang Commun Disord.51(3):236-51. PMID:26952136

2) 発達性協調運動障害の定義、診断、評価、介⼊、⼼理社会的側⾯に関する国際臨床診療勧告
Blank R(2019):International Clinical Practice Recommendations on the Definition, Diagnosis,
Assessment, Intervention, and Psychosocial Aspects of Developmental Coordination Disorder. Dev Med Child Neurol 61(3):242-285. PMID:30671947

3) 知的障害・発達障害児の運動、認知、⾔語発達の関連性
Houwen S(2016):The Interrelationships Between Motor, Cognitive, and Language Development in Children With and Without Intellectual and Developmental Disabilities.Res Dev Disabil.53-54:19- 31.PMID: 26851384

4) 三田村 仰(2017)はじめてまなぶ行動療法,金剛出版.

療育の流れ

療育の流れ

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